端午の節句とは?

2016年05月07日 |先生のひとこと|
5月5日は 子どもの日にちなんで、理事長先生のお宅にて、年長さんは写真を撮りました。

現代では「こどもの日」として祝われる5月5日。この日はもともと五節句の端午の節句にあ

たります。端午の端は「はじめ」という意味で、「端午(たんご)」は5月最初の午(うま)の日

のことでした。それが、午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、

5月5日が端午の節句として定着していきました。

 江戸時代に入り、勢力の中心が貴族から武家に移るとともに、「菖蒲(しょうぶ)」の音

が、武を重んじる「尚武(しょうぶ)」と同じであることから、「端午の節句」は、「尚武(しょう

ぶ)」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになりました。この節句は、家の後継ぎ

として生れた男の子が、無事成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事となっ

たのです。3月3日のひなまつりが、女の子のための節句として花開いていくのに呼応する

ように、5月5日の端午の節句は、男の子のための節句として定着していきました。

 

 鎧や兜を飾ることは、武家社会から生まれた風習です。身の安全を願って神社にお参りすると

きに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来し
ています。鎧や兜を“戦争道具”と受け取る考えが

ありますが、武将にとっては自分の身を
護る大切な道具であり、シンボルとしての精神的な

意味がある大切な宝物でした。


 現在は鎧兜が“身体を守る”ものという意味が重視され、交通事故や病気から大切な子ど

もを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。

 鯉のぼりは、江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。鯉は清流はもちろん、池

や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼ

り、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言

葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾り


だということです(諸説ありますので・・・・・・・・・)


そいうい思いを込めて、年長さんはかざりを理事長先生宅へ見に行ってきました。

(掲載写真は全員分ではありませんのでご了承ください・・・・)




 

 
 





なぜだか みんなと------------------------ても緊張しています



-----山下と----